NEWS
木でビルを建てる
CLTについて vol.1
「木でビルを建てる」
CLTとはCross Laminated Timberの略称で、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着したパネルと、これを使った建築工法を示す用語です。
CLTは1995年頃からヨーロッパ各国で様々な建築物に利用されており、カナダやアメリカでも急速な伸びを見せています。
主要構造に木材を多用した世界最高層ビルはカナダ バンクーバーのBrock Commons Tallwood Houseの18階建て。大学の学生寮として建設されました。(2018年3月現在)
木材は太陽の光で育つ再生可能な材料です。CLT建築物は従来の木造建築よりも多くの木材を使用するため森林資源の有効活用ができます。
日本でも、新国立競技場の大屋根が国産木材を活用しているように、木造の中高層建築は高い注目を集めています。
WIL-BU山王は、この話題のCLTを採用した福岡で初めての共同住宅で、しかも100%福岡県産の木材を使用しています。

(写真: PolluxChung、SeagateStructures)

(写真: PolluxChung、SeagateStructures)

(写真: PolluxChung、SeagateStructures)

(写真:KKLaw、naturally:wood)